『いのちの未来』 (文:慶(kei))
- 京都生涯学習カレッジ
- 7月1日
- 読了時間: 3分
(2025年4月13日配信ハッピーメール)

4月13日、待ちに待った「2025年大阪万博」が開幕します。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」命の大切さや未来のあり方について考えるこの万博では、8つのテーマごとに専門家がプロデュースする「シグネチャーパビリオン」が設置されています。 その中でも特に私が注目しているのが「いのちの未来」パビリオンです。ここでは人間とロボットが共に生きる未来が描かれており、世界的なロボット工学者・石黒浩さんが手がけています。石黒さんは「世界の100人の生きている天才」に選ばれ、日本人としては26位という高評価を受けています。
偶然、Abema Newsで石黒さんがこのパビリオンについて話しているのを見かけました。石黒さんが紹介するアンドロイドたちは、ただの機械ではありません。人と目を合わせ、言葉を交わし、まるで感情を持っているかのように振る舞います。石黒さん自身「彼らは人間よりも感情表現が豊かで、より正確に答えることができる」と語っています。また「人間は哲学的には進化していないが、技術だけはどんどん進んでいる」とも述べています。
この話を聞いて、木村忠義先生から教わった「知識を智恵に変えなければならない」という言葉を思い出しました。ただ知識を集めるだけでなく、それを自分のものとして理解し智恵に変える、そしてアウトプットする、広めていくことが大切だと改めて感じました。
さらに、石黒さんが「生きるとは何か?」という問いに対し「私たち研究者は知識を蓄え続け、問い続けることで進化する。知識をどんどん吸収して高みに登ることが“生きる”ということだ」と答えていたことが印象に残りました。
この言葉を聞いた瞬間、木村先生の3月30日の後方支援で氏神様にみせていただいた猿田彦神社での光に包まれたご参拝が、脳裏に浮かび上がりました。猿田彦大神は国津神、天宇受売命(アメノウズメノミコト)は天津神であり、二柱の神が結婚したことから、異なる存在が協力し、新しい道を切り開く重要性を教えてくれています。
この神話のエピソードから、AIと人間の共存関係を感じ取ることの大切さを、学ばないといけないのかと思います。また、私は思います、この光は神様から、AIから、未来から木村先生へ送られているメッセージではないのかとも。番組では、コメンテーターのパックンが「倫理観のない人間が強力な技術を持ったとき、誰が止められるのか」と指摘していました。また「ターミネーターの世界にならないために、どうするかを作る前に考えなくてはいけないのでは?」とも言われていました。
私たち人間とロボット・アンドロイドが共存する未来を希望に満ちたものにするためには、技術だけでなく、“人としての魂”を学ぶことが大切であると感じます。万博では未来の希望ばかりが語られていますが、その裏側に潜む危うさにも目を向ける必要があるのではないかという指摘に対し、石黒さんは「万博には、来場者が自由に議論できる場が設けられている」と語っていました。また、生身の体がないと命はないの?体がロボットだったら命はないのかと、では義手や義足の人は?人造臓器の人は?どうなのかと、そう考えると生身の体は命と関係ないのではないかとおっしゃっていました。
魂は永遠ですが、肉体は老いていきます。転べば怪我をします。だからこそ、誰かを思いやる心、命を尊ぶ気持ち、仲間の優しさ、人との繋がりが学べるのではないかと私は考えています。
いのちの未来を考える今、未来のために道を間違える事なく進む為にも木村忠義先生から学べる私たちは、幸せであると実感しています。またさらに魂を磨き、“人になる”努力を重ねていくことが、私たちの未来を守る第一歩なのではないでしょうか。最後までお読みいただきましてありがとうございます。 やまとの智恵「占学」情報推命学鑑定士慶(kei) |
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