【にもかかわらず 笑う】 (文:竹村晴子)
- 京都生涯学習カレッジ
- 6月17日
- 読了時間: 2分
(2025年5月1日配信ハッピーメール)

感動したことをシェアさせていただきます。いつもはつらつとされて、頼れるお姉さん的存在の方のお話しです。その方は若い時から苦労をされてこられたのですが、そんな感じは全然見せずに、むしろ、いつも明るく誰かの役に立ちたいと色んな方の助けになっておられる方でした。助けを求められたら、直ぐに飛んで行き、じっとしてる暇なんてないくらいでした。何があってもニコニコで、おられるだけで皆が自然と元気になるような方でした。そんな方が昨年、歩きにくくなって、急に歩けなくなられてしまいました。直ぐに病院に行かれたのですが、原因が分からず、歩けるようになるとも、ならないとも分からないと言われ、お薬を出されたのですが、ビタミン剤で、途方に暮れる結果となりました。その後、週2回のリハビリのみで、あんなに生き生き元気ハツラツとされておられた方がみるみるうちに一気に老け込まれていかれました。役に立ちたい自分なんて居ても仕方ないと塞ぎこんで、誰とも会わずに家に閉じ籠る毎日。そんな中、大人しかったご主人が立ち上がり、献身的にお世話をされて、毎日歩けるようになる!と、力強く言い続けられました。そんな中、ようやく人に頼れるようになって、少しづつですが、起き上がれるようになられました。元気だった時の彼女の口癖は『笑う門には 福来る』でした。その言葉が出るようになり、どんなに辛くても、毎日夜寝る前にご主人と、「今日も1日笑えたね」とニコニコして眠りにつくようになりました。すると、徐々にではありますが、歩行器で歩けるようになられて、車も運転出来るまで、動けるようになられました。ここまでこられるまで、どんなに大変だったかは想像も出来ない程ですが、まだまだ、日常生活は人の助けがないと出来ないんです、と仰いますが、ニコニコしながら、目は力強く、今の目標はご主人の身の回りをできるために歩けるようになる!という思いで頑張っておられる姿を横でご主人もニコニコ微笑んでおられます。ご結婚されて20年立つのにいつまでも新婚さんのようで本当に素敵なご夫婦です。お出会いさせていただいてから20年立ちますが、いつもお手本にさせていただいております。私も『にもかかわらず 笑う』頑張ります(*^^*) やまとの智恵 占学情報推命学 鑑定士 竹村晴子 |
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