すり足でハッピー (文:阿内)
- 京都生涯学習カレッジ
- 6月21日
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(2025年4月27日配信ハッピーメール)

すり足とはお能をはじめ、茶道、日本舞踊など、和の道に欠かせない独特の歩行法です。 私がそのすり足に出会ったのが、お能のワークショップです。 膝が痛くなってきていましたので、すり足で膝の痛みがよくなるとお聞きし、70の手習いでお謡と仕舞を初めて5年がたちました。
すり足とは身体の深層筋、大腰筋を目覚めさせる効果があります。 足の裏と脳は体の中で一番遠くにあり、足の裏の全身にツボが集中していますので足裏を使うことで脳が活性化します。
少し膝を曲げ、まっすぐに前を向き、足をしっかり地につけ、足裏を滑らせるように左、右と板の溝に沿わせてゆっくり歩き、両足がピタッと大地を踏みしめていないと溝からぶれていきますので真っすぐに歩けるよう何度か繰り返します。
そうすると自分の中心軸がしっかりして、身体のブレが直ります。
心の落ち着きや心の安定することができるようになり、マインドフルネスのトレーニングにもなります。
すり足を家で練習することで脳のトレーニングにもなり、認知症の改善、切れやすい子供などにも効果があるそうです。
続けることでバランスのとれた身体づくりを目指していきたいと思っています
阿内
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