人生はどうなりたいか
(2023年2月15日配信)
やまとの知恵占い学情報推命学の鑑定士の「希(まれ)」と、申します。
情報推命学とは木村忠義先生が「先代旧事本紀大成経」という古文書を紐解かれ、体系化された占学です。
先日、NHKの「バタフライエフェクト」という、番組で「ブルス·リー」を取り上げておられました。有名なカンフー映画の俳優さんです。私も若い頃に映画を観ましたが、超人的な武術家という、イメージしかありませんでした。彼は中国人の父と、イギリス人の血の入った母との間にアメリカで生まれ、香港で育ちます。
アメリカでは、中国人と差別され、香港ではアメリカ人と偏見の目を向けられます。そして、香港では当時、白人が地位の高い職業に就き、中国人は良い職業には就けない現実がありました。そんな中、彼は目的を見失い、不良になっていきます。そこで、カンフーの武道家イッフマンと出会い、彼の人生は変わります。武道によって、人生を学び、高卒の免許も取り、ワシントン大学の哲学科にも入ります。武道家としても頭角をあらわし有名になりますが、今度は兄弟子から疎まれ、イギリス人の血が入った者には、200年の歴史を持つカンフーの武道は相応しくないと除名されます。
しかし、彼は武道に差別はないと、自らカンフーに新たな要素を取り入れ、黒人や色々な国又は、俳優達にも指導します。そして、彼には目的がありました。一度はアジア人という理由で主役を断られたハリウッドで、アジア人として主役を取り、武道を広める事でした。そして、その日が来ます。ハリウッドから、オファーが来ました。彼はスタッフにアメリカ人と中国人を使い、最初はぎこちなかった仲間達がやがて、人種を越え、尊敬すらし合うようになりました。
映画は完成しますが、何と、彼はその完成を観ずに、33歳の若さでこの世を去ります。その後、映画は世界中で大ヒットします。今も彼の影響は、世界に残っています。香港、アメリカは、もちろんですが、多民族国家や、多言語、多宗教の国でも、銅像ができるくらい、彼はヒーローです。
最後のインタビューで、「貴方はアメリカ人?。それとも、中国人?。」と、きかれ、彼は「自分は人間です。同じ空の下、皆、一つの家族です。見た目が違ってるだけです。」と、答えています。
彼を情報推命学で鑑定しますと、エナジー⑤という性格です。目的を持てばこれ程強いエネルギーの人はなく、必ず最後までやり遂げる。しかし、目的がないと、だらけてしまう。というような、性格を持っておられます。
同じエナジーでもプラスに生きるのと、マイナスに生きるのとでは、人生が全く違ってきます。彼はたとえ、短命であっても、自分の目的、使命を果されました。私は彼の映画をもう一度観たいと思いました。
鑑定のお客様の中には「私は来年、結婚できますか?。」と聞いてこられる方がいらっしゃいます。鑑定して、来年、出会いのチャンス到来だとしましても、一番、大事な事は、本人の「意思」と「行動」なのです。本人が「結婚したい」と、意志を固め、「行動」を起こさないと、チャンスは目の前を通り過ぎて行きます。
「どうなりますか?。」ではなく、「どうなりたいか。」を大切にしてほしいです。
皆さんも、情報推命学を学び、ご自分が宇宙からいただいてるエネルギーを知り、使命に目覚められたら、人生は変わっていくと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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