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愛の狭霧 日本神話を尋ねる 今宮神社ご参拝 (文:日本神話スタッフ)

(2025年6月2日配信ハッピーメール)




  

   

 6月1日(日) 京都紫野 今宮神社

木村先生のもと52名でご参拝に行かせていただきました。おかげさまで無事にご参拝することができました。

 

 

今宮神社に到着した瞬間、まるで狭霧のように細やかな雨が静かに降り始めました。傘もいらないその雨は、まるで身も心も洗い清めてくれるようでした。

 

直会の時に木村忠義先生がお話くださったことを少し記したいと思います。

 

「参拝の際、神様にお出ましいただくために、祝詞を大きな半紙に丁寧に書き、神様にお出ましいただけるよう大切にしています。」

(木村忠義先生はいつも、ただ手を合わせるだけでなく、心を込めた準備と真摯な姿勢をもって神様と向き合うという想いからです。)

 

 

木村忠義先生のお話の続き

 

「『先代旧事本記大成経(さきつみよふるごとのもとつふみ)』に記されている神は、宇宙全体に対して、愛や「幸御魂(さちみたま)」「和御魂(にぎみたま)」といった尊い力を「狭霧(さぎり)」として降ろされました。これは西洋神話のように「神がいて、人間を創った」という単純な構図ではなく、遥か以前の宇宙の成り立ちから語られる壮大な神話世界です。

この先代旧事本記大成経には、神はビッグバンのはるか前から存在し、そのビッグバンを通じて「愛の狭霧」「国の狭霧」、そして「和御魂」といった力を、動植物や空間、時間を含めたあらゆるものに平均して注がれました。ものすごい感動です。

今、私たちが生きているこの時代も、混沌とした状況にあります。しかし、宇宙そのものもかつては混沌の中にありながら、そこからこれほど見事な秩序と調和をもつ世界が生まれました。だからこそ、私たちもまた、祈りと学びを通じて、この混沌を超えて新たな秩序を築けると信じています。

どうか皆さんも、お参りや学びを通じて、身体全身に「知恵の狭霧」をもらっているわけですから頑張りましょう。」

 

朝に降った狭霧のような雨は、それは単なる雨ではなく、『先代旧事本記大成経』に記されている、はじめの神様・アマツミオヤ様の「愛の狭霧」だということでした。

 

 

参加者の方からもご感想を頂きましたので、シェアさせていただきます。

 

Aさん

何度か訪れた神社であるにもかかわらず、なぜかこの日は、境内全体がまるで光を放っているように感じられ、「今、神様が本当にここにおられる」と、はっきりと実感できました。木村先生と一緒にご参拝させていただいたおかげです。有難うございます。

 

Bさん

玉串奉奠の際には、突然涼やかな風が静かに吹き渡り、それはまるで私たちの身にまとわりついた穢れを祓い、心身を清めてくださっているかのようでした。

 

 **********

 

今回の神社参拝で木村忠義先生にはご多忙の中丁寧は祝詞や神様と出会えるご配慮を賜り有難うございました。また、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

それぞれの方が真摯な心でお参りされていた姿に、私たちスタッフも大きな学びと気づきをいただきました。そして、皆さんとともに過ごした時間が、神様の御前でのひとときをさらに深く、尊いものにしてくれたと感じています。

また、幹事の仕事を陰で支えてくださった方々にも、心より感謝申し上げます。御神酒や荷物を運んでくださったり、細やかな気配りに助けられ、無事に参拝を終えることができました。お一人おひとりのご協力があってこそ、こうして心豊かな集いとなりました。

この日のご縁と体験が、それぞれの方にとっての「内なる光」に気づくきっかけとなり、これからの歩みをより力強く、穏やかに導いてくれることを願ってやみません。

改めまして、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

日本神話スタッフ

三木文佑

岡野明美

木村佐稚子


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