枝を枝で支える(文:そら天陽)
- 京都生涯学習カレッジ
- 6月4日
- 読了時間: 1分
(2025年6月1日配信ハッピーメール)

梅の木に実がなりました。
今年は特に鈴なりに実を付ける豊作で、伸びた枝が実の重さで垂れ下がり、行く手をさえぎる勢いでした。
枝と幹を紐で結んで引っ張ろうとしましたが、上手く持ち上がらず困っていたところ、竹枝で支える方法をベテランの農家の方に教えていただきました。
さっそく実践したところ、梅の木にそれほど負担もかからず、上手い具合に枝が持ち上がりました。
枝を枝で支えるというのは、農家の方にとっては至極自然な方法なのかもしれませんが、その知恵には目から鱗でした。
鮮やかな梅の緑と淡い色の竹枝のコントラストも綺麗です。
一見しただけでは何でもないところに、気づいていないだけで様々な知恵と工夫があることを、あらためて気づかせていただきました。
そら天陽
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