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魂が繋がった童謡『茶摘み』(文:太田仁子)
(2025年5月15日配信ハッピーメール) 先日のゴールデンウィークは実家の法事のため帰省しました。 親戚や姉妹家族が集まり、久しぶりに顔を合わせにぎやかでした。祖父が亡くなって25回忌、祖母が亡くなって17回忌を同時に執り行いました。法事の度にお世話になっているお寺の住職さんは、妹の小、中学の仲の良い同級生です。お父様の後を継がれ、その成長というか貫禄を感じました。妹の旦那は、お経を唱える声が本殿中に拡がり素晴らしいと感心しており、整った塔婆の文字も直筆で、妹も私たちも何だか嬉しいような有り難いことでした。このあと、塔婆をお墓の裏に立て、供養するため、妹夫婦の車に数分乗っていったのですが、8歳の姪っ子が鼻歌を歌い出しました。「茶摘み」という童謡で、私もつい一緒に歌ってみました。 私「夏も近づく 八十八夜♪ 野にも 山にも 若葉がしげる♪ あれに見えるは 茶摘みじゃないか♪ 茜襷にスゲの傘♪」 姪っ子「おばちゃん、この歌知ってるの?」 私「知ってるよ 八十八夜の歌だよねえ。学校で習ったの?」 姪っ子「うん!」 このあと 車から見え


「日本最大の商業施設〜VISON(ビゾン)〜を訪ねて」(文:天明演拡))
(2025年5月11日配信ハッピーメール) ゴールデンウィークに妻と、妻のお姉さん一家と、2泊3日で三重県にある「日本最大の商業施設VISON(ビゾン)」に行ってきました。 東京ドーム24個分の、巨大な敷地に、10エリア、70店以上の店舗がある、まさに巨大商業リゾート。 そこには、商業施設によく入っている「UNIQLO」「良品計画」などの店舗は1つもなく、コンビニすらありません。 そこに飲食や雑貨などを扱う店舗やホテル、産直市場、温浴施設、農園などが集まり、その光景は、さながら施設名の由来である“美村”つまりは美しい村そのもの。 リゾート施設経営をしていた立花哲也氏が、三重県多気町長から頼まれ、町おこしの一貫で企画。 パテシエ辻口氏や、食の街スペインのサンセバスチャン市も巻き込み、VISON(ビソン)を食の聖地にするために、こだわりの店を、1件1件くどいて出店を集めたそうです。 私が特に感動したエリアが「和ビソン」エリア。 日本食に欠かせない「醤油」「味噌」「みりん」「漬物」「お酢」…など、こだわりお店が立ち並び、その多


横山大観「諦めない革新」(文:辻中公)
(2025年5月10日配信ハッピーメール) 先日、ふと横山大観の絵に 見入る機会がありました。 一見すると、日本画らしい静けさ。 けれど、その奥に潜むものは、 決して穏やかなだけではありません。 柔らかく流れる墨の線。 かすれるようでいて力強く残る余白。 その一筆一筆から、 「挑戦」 という言葉が静かに響いてくるのです。 大観は、 日本画の伝統を守りながらも、 新しい表現を模索し続けました。 時代が変わる中で、批判も受け、 ときには孤独の中で筆を執り続けたといいます。 それでも彼は諦めず、 既存の枠を越えようとし続けました。 私はその姿勢に、 自分の人生が重なりました。 年齢を重ねると、 どうしても「もういいか」と 立ち止まりたくなることがあります。 でも、目の前の絵は語りかけてきます。 「まだ終わりではない。 どんな時も新しく、前に進める」と。 伝統を守りながら、革新を恐れない。 柔らかさの中に、 決して折れない芯を持つこと。 それが、 これからの私たちの生き方に必要なのだと、 改めて感じています。 たとえ一歩が小さくて


蕨(わらび)日記2歳4か月(文:天女(あまね))
(2025年5月9日配信ハッピーメール) ~蕨、大阪・関西万博に行く!~ 万博へは、車で行く事ができないそうで、京都から電車で大阪へ。 公式キャラクターのみゃくみゃく君がお出迎え。 みゃく=脈。脈々と受け継がれた私達のDNA.赤(動脈)と青(静脈)の変幻自在なキャラクターは、あらゆる可能性を宿して、脈々と未来に受け継いでいく。そんな意味があるそうです。 寅年生まれの蕨君。バングラデシュ館の虎の前で記念撮影。 プラネタリウムを見たり、さらさらしたヨルダンの砂漠の砂の上をはだしで歩く楽しい経験をしました。 変わった建物のパビリオンやオブジェ、各国パビリオンのスタッフとふれあって、貴重な一日を過ごせたようです。 帰りの電車で「揺れてる!蕨も揺れてる!」と会話もまた上手になっていました。 蕨君よりも、両親が万博に感動して帰ってきました。 その様子をみて、私も行きたくなりました! 今回の万博は、180以上のパビリオンがあり、 ~いのちを起点に、世界の人びとと未来を共創する挑戦~ 世界の人びとと、「いのちの賛歌」を歌い上げ


AI クライシス !(文:倉谷 究)
(2025年5月8日配信ハッピーメール) さて、情報工学苦手のIT難民の私がどう思おうと、人類社会が生産性向上第一主義であ る限り、否応なしにAI万能時代がやって来るようだ。AIは人類がこれまでに生み出した 中で最強のテクノロジーであり、自ら決定を下したり、今まで気付かれなかった新しい考 えを生み出したりすることができる最初のテクノロジーだからだという。 しかし、これは裏を返せば、「旧式の原子爆弾は誰を攻撃するかを決められないし、新し い爆弾や新しい軍事戦略を発明することもできない。だがAIは、特定の標的を攻撃する ことを自ら決められるし、新しい爆弾や戦略、さらには新しいAIさえ発明することがで きる。」ということにはならないか。人類が機械に支配された世界を描いた映画、シュワ ちゃんのターミネーター、キアヌ・リーヴスのマトリックスシリーズなどにかぶれている いる私は、そう考えてしまう。 実際、ある有名な歴史学者によると、現にその兆候は見られているという。 近年、フェイ スブックやユーチューブやツイッター(現X)のようなソーシャルメディア


《有言実行の力》(文:いちもりゆかこ)
(2025年5月8日配信ハッピーメール) 《有言実行の力》 「不言実行」 何も語らずとも、黙々と行動で示すこと。 それがかっこよくて、美徳とされて、信頼される生き方だったんですよね。 ……ちょっと前までは。 今は、「有言実行」がかっこいいって言われる時代。 言ったことをやる。夢や目標を声に出す。そんなスタイルが支持されるようになりました。 この流れに、きっと先輩たちは言うかもしれません。 「言わなきゃ動けないなんて、甘い!」 でも、本当にそうでしょうか。 声に出すという事はただの甘えではなく、ちゃんと「責任を持つ」ってことなんです。 誰かに「やるよ」って言うと、自分の覚悟が試されるんですよね。 そして、何より—— 言葉って、現実を引き寄せる力があるんです。 たとえば「こんな仕事がしたい」とか「こういう人生にしたい」とか、 それを人に話したり、ノートに書いたりしてみます。 すると不思議と、道が開けてくるんです。 自分の意識も行動も、その言葉に向かって変わっていきますし、 それを聞いた周りが力を貸してくれることもありま


この時間をどう過ごすか (文:【笑和の女】 ゆかり)
(2025年5月7日配信ハッピーメール) こんにちは、広島ではただ一人の鑑定士【笑和の女】 ゆかりです。 少しゆとりが生まれる連休…いかがお過ごしでしょうか? 特に「ゴールデンウィーク」は、夫婦・家族の関係を見直す良いタイミングです。 とはいえ、旅行に行くとか、特別なことをしなくても大丈夫。 むしろ大切なのは、 「この時間をどう過ごすか」という意識。 今回は、連休をきっかけに、ふたりの関係をやさしく整え、日常にも活かせる3つのヒントをお届けします。 🔹 1. 思い込みを手放すマインドセット 「○○すべき」「△△しなければ」といった思い込みが、知らないうちに関係を窮屈にしていることがあります。 例えば… 「家事は女性の役目」 「男は弱音を吐かない」 そんな“無意識のルール”を、お互いに確認し直してみるのも良い機会。 おすすめは付箋に書いて見せ合う【価値観シェア】。 「最近うれしかったこと」や「今、望んでいること」を紙に書き、交換してみましょう。 対話が広がり、思いもよらぬ気づきにつながります。 🔹 2...


『てんごくまえデパート』を読んで(文:伊ヨ)
(2025年5月7日配信ハッピーメール) 図書館で『てんごくまえデパート』(長谷川あかり著・文研出版発行)という絵本を子供に借りました。 猫のおじいさんが大往生を遂げ天に上るのですが、あの世に行く前に「てんごくまえデパート」に寄るのです。現世でやり残したことができるデパートなのですが、おじいさんは先に他界した妻にこれから再会できることに気付き、いそいそと身なりを整えたり土産を買ったりと準備を始めます。 先日、祖母が他界しました。 遺影の左隅には、哀悼の印としてリボンで作られたグレーの花があしらわれていました。 仏壇の上に並ぶ先祖代々の遺影の中に、一人、新しいグレーの花。私には、それがどうしても新規加入者の印のように見えてしまうのです。確かにご先祖さまの中では新人枠。祖父母の話に出ていたご先祖さまたちが、あの世で新参の祖母を囲んで、久しぶりの再会に手を取り合っている姿が浮かびます。 そう考えると遺影のリボンは、この世からの卒業と、あの世への帰還の印のコサージュにも見えてきます。 祖母も猫のおじいさんのように、てんごくまえデパートでい


魂が震えた浪曲 (文:三木文佑)
(2025年5月6日配信ハッピーメール) おはようございます! 現代は、外側の成果や評価ばかりが目立ちやすい時代ですが、私たちの魂は、もっと深い「在り方」や「誇り」を求めているのではないでしょうか。 今日は、滋賀にまつわる浪曲を聴いておりますと、魂が震えるた気づきをシェアさせていただきます。 ある子供が、家計を助けるために毎日魚を釣って暮らしていました。ある日、一匹も釣れずにしょんぼりしていたところ、旅姿の渡世人が現れ、三両という大金を名も告げずに手渡して立ち去ります。 子供は家に帰ってその出来事を父親に話します。すると父は怒り、「名も知らぬ人から金を受け取るなど恥知らず。そんな者は我が家には不要」と厳しく言い放ちます。 その父は、施しを受けるような自分の境遇を恥じ、先祖に申し訳が立たぬと、翌朝、静かに切腹したのでした。 この話を聴いたとき、私は「人はここまで誇りを貫けるのか」と胸を打たれました。そして同時に、自分は何を“誇り”として生きているのかを問われた気がしたのです。 誇りとは、他人の評価ではなく、「魂に嘘をつ


魂からの告知(アメノミナカヌシ) (文:小田嶋康之)
(2025年5月5日配信ハッピーメール) ある日の夜、娘が通っている小学校のクラスでの出来事を困り顔で話してくれました。 娘︰「お父さん今日な、いつもの仲良し3人組の〇〇ちゃんと〇〇ちゃん知ってるやろ?その2人がえらい喧嘩したんよ。」 私︰「喧嘩?どしたん?」 娘︰「〇〇ちゃんが〇〇ちゃんに悪気なく冗談で、向こう行ってって言ったら、〇〇ちゃんがそれを本気で捉えたらしくて、言い合いになって、結構大きな喧嘩になってん。いつも一緒にいてるメンバーやから困ったわ。」 私︰「仲直りできたの?」 娘︰「うん、私が廊下に2人を呼び出して、お互い謝るように言ったら、2人とも謝る機会が欲しかったのか?素直に謝りあって、無事に仲直りしたよ!」 私︰「す…凄いなぁ。中々できない事を勇気出して行動に移したな。」 その後2、3日経過しても娘のとった行動が何故か頭から離れないでいました。その状態で過去の月刊誌を読み返してみると、今年の1月に発行された内容の1つに「アメノミナカヌシの神様」の事が書かれていました。その内容はこうである(一部抜粋させていただきました)...


『目に青葉』 (文:あおい)
(2025年5月4日配信ハッピーメール) 明日から5月、若葉の綺麗な季節になりました。 私はこの季節になると思い出す俳句があります。 『目に青葉 山ほととぎす 初鰹』 正確には『目には青葉 山ほととぎす 初鰹』で目には青葉は1文字多い字余り、青葉、ほととぎす、初鰹と季語が3つも入る季重なりで俳句としては異例だそうです。 この俳句は江戸時代、山口素堂(そどう)の俳句で、江戸時代には「初物七十五日」ということわざがあり、初物を食べると寿命が75日伸びると考えられていました。 初物の中でも鰹は人気があり、現在の価格にすると30万くらいしたそうですが、江戸っ子には女房を質に入れてでも食べたいと言われるほど人気があったそうです。 目に鮮やかな青葉を見ると気持ちも若返るような気がしませんか。気持ちのいい季節です。遠くまで行かなくても、あなたの近くにもきっと元気をもらえる緑がありますよ。 今日も一日笑顔で過ごしましょう。 あおい


ブッタとタケノコ (文:平井麻起)
(2025年5月3日配信ハッピーメール) 筍の季節だ。 家の裏の野っ原にカマドと薪を運んで、大鍋でグツグツ、せっせと筍を茹でる日々が続く。筍が出てくれば、暮らしの中に筍仕事が組み込まれていく。あわただしくとも、ボウボウと燃え上がる火をみていたら、キモチが静まっていくから面白い。 ウグイスがさえずり、カエルの声が響き、鷺がバタッと飛び立ち、薪がはぜる音があり、子どもらの遊ぶ声がきこえる。わたしひとり、煙にいぶされながら、春の中に立っている。ただ、ある、世界に住んでいるんだなあと、しみじみする。 岩波文庫の『ブッタのことば』を、毎朝、音読仲間とオンラインを利用して読んでいる。その本の中に、出家者が食物を得る方法について、たびたびブッタの語ることが出てくるのだが、托鉢、施されたもののみであることに徹底していて、興味深く読み進めていた。これは、一体どういうことなんだろうなあという思いを持って読んでいたところに、筍仕事が始まって、あれ?と思った瞬間があった。 筍仕事をしていると、不足していると思っていたのは、妄想だったのだという感覚になる。いつ
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