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娘の就職活動 〜みんなちがってみんないい〜(文:TETSUKO)

(2025年5月17日配信ハッピーメール)





娘の就職活動

 〜みんなちがってみんないい〜

 

私は双子の娘を持つ母です。

現在、二人は大学4回生。いよいよ「就職活動」という人生の大きな岐路に立っています。

同じ日に生まれ、同じように育った二人ですが、不思議なほど性格も考え方も違います。

その違いは、就活に向き合う姿にもはっきりと現れています。

 

一人は、自分の目標に迷いがなく、3回生のうちから準備を始め、エントリー開始と同時に企業研究や面接対策にも意欲的。

三回生の内に希望していた企業から内定をいただき、今は卒業の準備とアルバイトの毎日を送っています。

 

一方でもう一人は、まだ模索の途中。

「これだ」と思える道がなかなか見つからず、今もエントリーを続けながら、自分の“しっくりくる場所”を探しています。

焦る気持ちがないわけではないけれど、彼女なりに「自分を大切にした選択」をしようとしている姿に、私はいつも心の中で応援しています。

 

私は家族に双子いる中で常に心がけているのが、金子みすゞさんの詩にある「みんなちがってみんないい」という言葉です。

 

同じ日に生まれ、同じ家庭で育っても、進むペースも、興味の対象も、価値観もこんなに違う。

でも、その違いこそが素晴らしい。

 

就活という大きな試練に対する向き合い方も、どちらが正解ということではなく、「その子がその子らしくあれる道」を選ぼうとしているだけなんだと思います。

 

親としては、ついアドバイスしたくなったりしますが、いま私が心がけているのは、「信じて、見守る」ということ。

娘たちがどんな道を選んでも、「自分の人生を自分で選んだ」という経験が、きっとこれからの支えになるはず。

それがどんな未来につながっていくのかを、私はとても楽しみにしています。

 

双子という特別な絆を持ちながらも、それぞれに違う色を放つ娘たち。

選んだ道をその子らしく歩んでくれることが何よりの喜びです。

みんなちがって、みんないい。

 

その言葉の深さを、日々、娘たちから教わっています。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

情報推命学鑑定士 TETSUKO.

 


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