ねことわたし(文:天生)
- 京都生涯学習カレッジ
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更新日:2 日前
(2025年5月21日配信ハッピーメール)

世間ではよく、「あなたは猫派?犬派?」と話題になりますが、私は断然猫派です。 思い起こせば、小学生の頃に捨て猫第1号を拾いました。既に大人になっていたメス猫で、家に持って帰ると「そんな大きな猫じゃなくて、かわいい子猫をもらってきてあげるから」と家族になだめられたのに、幼い私は「そんなかわいい子猫だったら誰でももらってもらえるけど、この仔はきっと誰にももらってもらえないから、飼ってあげて欲しい」と食い下がったらしい(私は覚えてないけど)。
リリーと名付けられたその猫は、おままごとに付き合わされたり、無理矢理抱かれたりしても文句も言わず、付き合ってくれてたような気がします。
その後、もともと動物好きな我が家の家族は、次々と猫を飼い続けましたが、成人して働き始めた私は、家を出て一人暮らしを始めました。「一人暮らしの女子が動物を飼うと嫁に行けない」との教訓に従い、ずっと我慢していた猫との共同生活。36歳で結婚相手を見つけ、早く子供が授かればなと思っていたら立て続けに2匹の捨て猫を授かってしまいます。
旦那とは離婚したけれど、2匹の猫とともに京都に帰ってきた40歳の私。仕事探しから始めなければならない状態です。「この仔達のために頑張らねば!」とねこ達が心の支えになってくれました。そして、現在も野良猫4匹と暮らしています。
人は自分のためになかなか頑張れないけれど、家族や愛するもののためになら頑張れます。寝不足でも、しんどくても、だるくても。「会社行くの嫌だ」と朝に思っても「そうだ。この子たちのためにご飯買わなくちゃいけないから頑張る」とやる気スイッチを強引に入れて。
わたしの原動力は、きっと「ねこ」なのです。
天生 |
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