花火夏の夜空にひらく一瞬の光——花火。 (文:TETSUKO.)
- 京都生涯学習カレッジ

- 2025年8月9日
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(2025年8月9日配信ハッピーメール)

そのルーツは遥か昔の中国にあり、火薬の技術とともに日本へ伝わりました。江戸時代初期、江戸で疫病や飢饉が続いたとき、三代将軍・徳川家光の時代に隅田川で悪霊退散と亡くなった人々の慰霊を願う「川開き」が行われ、その際に打ち上げられた花火が日本の花火大会のはじまりといわれています。花火はただの娯楽ではなく災厄を祓い、無病息災を願う祈りの光でもあったのです。 また、日本ではお盆の時期に先祖の霊を迎え、そして見送る風習があります。お盆の夜に打ち上げられる花火には、先祖の魂を送り出す意味や冥府への道を照らす役割が込められているともいわれます。だからこそ日本の夏の花火にはどこか胸に沁みるものがあるのかもしれません。
私は滋賀県の琵琶湖のほとりで育ち、子どもの頃は湖のあちこちで花火大会が開催されていたのでひと夏でたくさんの花火を見ていました。 水面に映る光、夜空に響く音、浴衣姿で友だちと見上げた大輪の花は、私の夏そのものように感じられました。 今年も花火の季節がやってきました。 色とりどりの光景は胸を震わせ、言葉にならない感動を与えてくれますが、同時にあまりにも儚く消えていくその一瞬に、なぜか切なさも覚えます。華やかさと儚さが同居する。それが花火の魅力なのだと思います。
そして私は今年も、平和と鎮魂を祈りながら長い歳月を共に歩んできた友人たちと肩を並べ、夜空に咲く花を見上げられることに深く感謝したいと思います。 同じ瞬間を共有し、笑い合い、心に刻む・・・ そんなひとときが、かけがえのない夏の思い出となることでしょう。
ただ、心配事が一つだけあります。 今年の異常な暑さに耐えられるでしょうか(^^;) どうか皆さまも、体調には十分お気をつけて、無理のない範囲で夏を楽しんでいただければと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。 鑑定士 TETSUKO.
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