『日本の秋は美味しい!』(文: 長谷慈子 )
- 2025年10月27日
- 読了時間: 2分
(2025年10月27日配信ハッピーメール)

秋の味覚のひとつとして、絶対に欠かせないのが栗。
今年は夏の異常な暑さで出来栄えが心配だと聞いていたのですが、ありがたいことに友人からどっさりと大好物を頂きました。
いつもならその栗をまるっと母に託し、私は出来上がった栗ご飯をありがたく頂く専門。
けれど今年は心を入れ替えて、栗剥きに挑戦し、自作の栗ご飯を炊こうと決意しました。
いかに栗の形をそのままに、渋皮まできれいに剥けるか。これが最大の課題です。
栗剥き名人の友人からのアドバイスや、YouTube動画を何本も見漁り、いざ挑戦。
たかが20個、されど20個。
無我夢中で2時間。気づけば日は沈み、部屋はすっかり真っ暗。
テレビの灯りを頼りに、最後の1個をようやく剥き終えた頃には、すでに体力も気力も尽き果てていました。
その日の夕飯は、栗ご飯とお味噌汁のみ。
でも、自分で剥いた栗のほっくりした甘みは、何よりのご褒美でした。
思えば、母はいつもこの「20個」を、まるで呼吸をするようにサクサクと剥いています。
しかもその後、しっかりおかずまで並べているのですから、愛情という魔法は偉大です。
それから何度か栗剥きを重ねるうちに、気づけば手つきもずいぶんと様になり、
今では「小布施でも雇ってもらえるかも!」(※自己過大評価)というほどの腕前に成長。母のスピードと手際の良さには、まだまだ遠く及ばずですが…。
それでも、炊きたての栗ご飯を頬張りながら、しみじみ思います。
手間ひとつすらごちそうに変わる、この季節の豊かさ。
やっぱり、日本に生まれてよかった。
本日もご精読下さりありがとうございました。
金沢から“鑑定のち晴れ”をお届け
鑑定士 長谷慈子




















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