top of page

大ゴッホ展(文:万木マリ)

  • 2025年10月30日
  • 読了時間: 1分

(2025年10月30日配信ハッピーメール)



先日、学生時代の友人たちと、神戸で開催されている「大ゴッホ展」に行って来ました彼の作品を年代順に辿る中で、リアリティとは何かを深く考えさせられました。


初期の鉛筆画には、世界を正確に写し取ろうとする真摯な眼差しがあり、時を重ねるごとにその線は削ぎ落とされ、よりシンプルに、より本質的な表現へと変化していく。


形や色の背後にある、風の音や人の声、静物の息づかいまでもが感じられたとき、「見えないものを表現しようとすること」こそがリアリティなのだと初めて気づきました。

 

ゴッホの絵は、外の世界を描きながら、実は内なる真実を映していたのだと感じました。


彼の筆跡の一つひとつに、目に見えない心の震えが宿っているようで、その世界にしばし浸ることができました絵画だけでなく文学、映画、そして音楽にもその世界を垣間見ることができるのかも知れません感情を超えた先にあるもの  


万木マリ

コメント


Recent Posts
Archive
bottom of page