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「朋有り遠方より来たる。亦た楽しからずや。」 (文:高田千晶)

(2025年8月20日配信ハッピーメール)


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  タイトルは孔子の「論語」の一節です。ふと頭に浮かびました。 何故かというと、猛暑の中7月末に、淡路島の高校時代の友人2人が、大玉の西瓜を持って尋ねてくれたからです。神戸に住む友人の実家は両親が亡くなり空き家になっていて、風を通すために何回か通う中、荒れた田んぼを手入れして畑に変え、コツコツと野菜作りに励み、手作りパンなども加えて近所のコミュニティで販売するところまできたそうです。 もう1人の友人は大阪に住み、大家族を支えて働いていたが、大病手術後の体力回復に畑仕事をやっては?と誘われて、のんびり田舎家でリフレッシュしながら元気になってきました。 久しぶりに会う友人たちは、お互い年齢は重ねているけれど、気持ちは多感な高校生の時から変わっていないなぁ〜と、お互いに確認し合った貴重な時間の共有でした。 そして堺、京都に住む他の2人にも私の元気な姿を見せたいからと、写真を撮ってくれました。早速頂いた西瓜は、甘くて瑞々しく鮮やかな赤色。初めて挑戦したにもかかわらず、"上出来‼︎売れるよ。"と感想を電話で伝えました。 私たち5人の友人は、高校2年生の時からの親密な付き合いで、2泊3日の卒業旅行を共に体験しています。 それぞれが個性豊かな面々。自分の意見を主張し、お互いの思いにも耳を傾ける。結婚、子育て、老親の介護、孫の世話、、など悩むことの多い課題を同時期に経験したので、過去にはあちこちに連絡をして、問題解決をしたなぁと懐かしく思い出しました。 私はいつもファーストペンギンみたいに、友人たちをびっくりさせる環境に飛び込んできた人生(笑)なので、帰省10年目になる私の現況が、相変わらず動き回って仕事をしている姿を見て、忌憚無く友人は励ましてくれました。 "今の仕事が、性(しょう)に合ってるんやね。よかった。身体には気をつけてね"とてもありがたい言葉でした。 突然の友人の来訪に、夏はお盆もあり、「鎮魂」の季節なのだとの想いが沸々と湧いてきました。 又の機会に、私たちが共有している高校2年生の時に1人の友を亡くした出来事や、卒業旅行の経路などを書いてみたいなぁ〜と。 そして、私たちに「日本のいちばん長い日」の映画鑑賞を体験させてくれた先生方を思い出した8月でした。 最後まで読んで頂きありがとうございます。 高田千晶〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

※*写真は8月9日5時49分、伊弉諾神宮の森上空の雲です。


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