娘のドイツ留学 (文:紅 暮葉)
- 京都生涯学習カレッジ

- 11月1日
- 読了時間: 2分
(2025年9月21日配信ハッピーメール)

8/31の日曜日、娘は成田空港からポーランド航空ワルシャワ行きの飛行機に乗って、半年間のドイツ留学に旅立ちました。
今年の始め、通っている大学の協定校のドイツの大学院から入学許可が出たと聞いた時は驚きました。なぜドイツ?娘は現在韓国研究をしています。韓国研究をされている先生がそちらにいらっしゃるそうなのですが、授業がドイツ語ではわからないのでは?と聞きましたところ授業は韓国語だから大丈夫とのことでした。
娘はファーストペンギンのナンバーを持ち、たまに怖いものなしで、素早く行動に移します。今回も自分でとっとと決め、給付型奨学金を二ヶ所でゲットし、とんとん拍子で決まっていくので、何も言えませんでした。ところが出発前になって、体調を壊して動けなくなるわ、事務手続きが上手くいかないわ、パッキング準備が全く出来ていないわで本当に行かれるのかの状態になりました。 本人もあまりに急に何もかも出来ないことに不安になり、「なんでドイツに留学を決めてしまったのかな。時間が戻るならやり直したい」とまで言い始めました。
8/31の出発当日、やっと身体が元に戻りました。出発は夜便だったため、時間はありましたが、当日パッキングして、両替して、携帯を休止して、風邪の漢方薬を買いに行ってと慌ただしい1日を過ごしました。
夜50キロ近い荷物を持った娘を、夫と共に車で成田空港まで送っていきました。 夫と家に到着した頃、飛行機はちょうど成田を出発する時間でした。今は飛行機の航路がネットでリアルタイムでわかります。夫が興奮気味に、ちょうど家の東側が航路になっているから、飛行機が見えるかもと言うので、ベランダに出て空を見上げました。すると、数分後に確かに東の空に飛行機が飛んでいるのが見えました。
日本時間の翌日夕方、ドイツの大学の寮に到着したと、娘からラインが来ました。長旅でした。 半年間ですが、私も娘から離れ、これからは魂の自立の時間として、大切に過ごしていきたいと思いました。
お読み下さり、ありがとうございました。
紅 暮葉 |




















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