『ありがとう2024年、ようこそ2025年。』 (文:長谷慈子 )
- 京都生涯学習カレッジ

- 9月1日
- 読了時間: 3分
(2025年2月16日配信ハッピーメール)

先日、早稲田の穴八幡宮にて一陽来復御守を授与して頂く為に、夫と東京まで足を伸ばして来ました。この機会にと、かねてより参拝に伺いたいと願っていた靖國神社・小網神社・茶ノ木神社・水天宮を1日で巡ることが出来、背筋がシャキッとする厳かな気持ちと心地よい疲労感&達成感に包まれ、ふと見た歩数計は何と20km!東京の人々が何故あんなに垢抜けてスリムな人が多いのかわかった気がしました。「も少し若かったら、大都会東京でキラキラOLに挑戦するのも全然アリやったなぁ。」と銀座の光り輝く街並みを歩き、追憶に耽りながら後ろ髪を引かれる思いで、かぼちゃの馬車よろしく新幹線かがやきで帰路に着いたのでした。
それから2週間程経過した1月30日。その日は実父の5回目の命日でした。前日の29日にお経をあげて頂き、この5年間をしみじみ懐古しながら感傷にどっぷりと浸り切ったら、肝心の命日がすっ飛んでいました。 夫:「今日はお父さんの命日やね。」
私:「あら〜っ、本当や!昨日全部済ませたら忘れてしまってたわ。」
夫:「実はちょっと話があるげんけど・・・。」
神妙な口調で、ドラマの台詞の様な言葉を聞くとはゆめゆめ思わず、私の日頃の愚行(非行!?)に呆れ果てた夫から三行半を突きつけられるーーーと察知し、
私:「前置きはいいから結論からどうぞ!」と早口で促し返って来た答えは・・・、
夫:「新しいプロジェクトの立ち上げで東京勤務になるかもしれん。」
全くもって想定外の返事でした。夫の会社はそもそも東京への転勤は1000%ありません。この年齢でこんな形で降って湧いた話に戸惑いを隠せませんでしたが、ふと2週間前『東京で暮らしてみたかったな。』と密やかに呟いた自分を思い出したのです。東京で参拝させて頂いた5社の神様の粋な計らいか、親元から一歩たりとも外に出る事を許さなかった父からのサプライズか???西の古都京都で学びや雅を堪能しつつ、東の東京で煌めく摩天楼の刺激も味わえるなるなんて、めっちゃドラマチック!と意識が宇宙へとぶっ飛んでいましたら、夫から「行くのはあんたじゃないからね。」と冷ややかに一蹴されました。
突然の事が起こりやすい2024年のラストが近づき随分と気が緩んだ時に起きた我が家の一大事。日頃から素早い準備・判断・行動をと教えて頂いた学びを最後の最後まで味わい尽くした1年でした。 さぁ2025年が始まりました。この春から夫は単身赴任となり、私は齢51にして初めての一人暮らしが始まります。どんな未来が待っているかドキドキワクワクしますね。
本日もご精読下さいましてありがとうございました。
金沢から“鑑定のち晴れ”をお届け 鑑定士 長谷慈子




















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