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『天照大御神が照らす、私の休日のリアル』(文: 長谷慈子 )

2025年12月8日
読了時間: 2分

(2025年12月8日配信ハッピーメール)



金沢の冬には珍しく天気の良い日曜の朝。

年の瀬の醍醐味、連日の忘年会で午前様が続き…「明日は寝坊する」と決めていたので、起床時間は夫の出勤5分前。ぼんやりした目をこすりながら一緒に神棚に手を合わせ、夫を見送った瞬間から、自由時間を勝ち取った私。

 

東向きのリビングには、朝日が眩しいほど注ぎ込んでいました。

骨盤矯正チェアにどっしり腰を下ろし新聞を読むと、普段は老眼との戦いで読みにくい文字も不思議と鮮明。読み終えてふと目線を上げると、テレビボードが白粉を塗ったようにうっすら埃をまとっています。

「わぁ、いかん!」

思わず声が出て、手当たり次第に埃を拭い去る。一息つこうと腰を下ろした途端、今度はカーペットの細かなゴミが目に入り「おっと、掃除機…」。お茶を啜りたい気持ちをぐっと堪え、ダイソンを滑らせる。

今度こそ、とお茶を飲みながら化粧でもしようかと鏡を覗いた瞬間、そこで固まってしまいました。

ど近眼の私は化粧のときに眼鏡を外すため、自分の顔にほどよく紗がかかり、小皺・シミ・たるみなどはほぼ見えない。

ところが今日は、朝日の力が強すぎた。

白日のもとに晒された“リアル”。年輪を刻んできた証と言えばそれまでですが、微かに残っていた1ミリの乙女心が「それでは終われない」と激しく抵抗します。

身体にも顔にも、心を込めたケアが必要だと痛感した瞬間でした。

しょんぼりしていた顔も、メイク道具の力を借りるうちに血色を取り戻し、気持ちまで晴れやかに。メイクはやっぱり、心のビタミン剤になりますね。

そうこうしている間に、太陽はどんどん南へと昇り、出窓から差し込む光の角度も少しずつ変わっていきます。

朝の光が、埃や小さな乱れや私の素顔まで照らし出したように、光が当たる場所は整い、心もまた新しく息を吹き返す。

今日の私が少し整ったのは、太陽が「始めなさい」とそっと背中を押してくれたから。

日々の暮らしの中に差すひとすじの光は、いつでも小さな始まりのサイン。

初冬の温かい贈り物に感謝と共に、今日誕生日の母へも心からの感謝を。

本日もご精読下さりありがとうございました。


金沢から“鑑定のち晴れ”をお届け

鑑定士 長谷慈子


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