『建国記念の日に思う』 (文:伊ヨ)
- 京都生涯学習カレッジ

- 9月6日
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(2025年8月23日配信ハッピーメール)

今住んでいる町には、ぽつぽつと石碑があります。
普段は気にも留めずに過ごしていたのですが、ある日、そのうちの一つが皇紀2600年を記念する碑だということに気付きました。
皇紀とは神武天皇が天皇として即位されたとされる年を元年とした暦で、即位日は現在、建国記念の日となって残っています。
建国記念の日は元々紀元節という名で明治5年に制定された、日本にとっては意外と新しい概念なのだそうです。なので制定時は皇紀でいうと2533年。皇紀2600年は紀元節制定後初の節目の年、しかも西暦1940年という時世もあって、さぞ大々的に祝われたことでしょう。戦前を舞台にした小説にも、たまに出てきます。 今年は皇紀2685年。あと15年で皇紀2700年です。
15年後、何か大々的に記念行事が行われるのでしょうか。それとも一祝日として普通に過ぎていくのでしょうか。
皇紀2600年ほど国を上げて祝うということにはならないでしょうが、日本に住む人たちみんなが日本という国について思いを馳せる一日になればいいな、と思います。
伊ヨ |




















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