小さなわたしを抱きしめる(文: 天生 )
(2025年12月17日配信ハッピーメール)

幼少の頃の天生ちゃんは、鼻ぺちゃでした。 心配した両親は、天生ちゃんの鼻を洗濯バサミでつまみました。おかげで、穴●●しかなかった鼻の存在が主張をはじめた頃、天生ちゃんにスイカ頭の弟が生まれました。 (髪の毛が、スイカの模様のように生えていた)
第一子の悲しい定め。
この時をサカイに、母は弟にかかりきり。 いままで家族の愛情を独り占めしていたのに、 みんながわたしを注目していたのに、 わたしが、いちばんだったのに。 弟という小さいやつが、やってきたせいで 天生ちゃんは、突然、さみしい立場に追いやられます。
大人になった天生。エヴァンゲリオンを観ていて、突然、涙があふれだしたんです。
シンジ君が、電車に乗りながら
「僕はいらない子なんだ」
と心の中でつぶやくシーン。 自分の中のインナーチャイルドに、ふと気づく瞬間です。 「いらない子」だと、もっとも感じたのは、いつだったのだろう。
記憶をさかのぼる。
それは、子供の頃の食事風景。 家族全員が、食卓についている。 父を正面に、私は右側。祖母のとなり。 向かい側に、母と母に寄り添う弟の姿。 小さな私は、弟がうらやましくて、母の側に行きたくて、母に甘えたくて、淋しくて、悲しい。
大人になった天生は、いまさら母にだっこしてもらうわけにもいかないので、 <インナーチャイルドをなぐさめる方法>
イメージの中で、今の私が泣いている小さなわたしを抱きしめる。
「かわいそうに。淋しかったね。くやしかったね。もう大丈夫だからね。」
やさしく声をかけ、頭をなでてやる。 そして今の私は、小さなわたしにかわる。 抱きしめてくれるのは、母にかわる。
「かわいそうに。淋しかったね。くやしかったね。もう大丈夫だからね。」
その暖かさをじっくりと味わう。
ある日突然、わけもなく淋しかったり、悲しくなった時、 ドラマや映画、小説を読んでいて、涙が止まらなくなった時、そこには、あなたのインナーチャイルド
「さみしくて震えているこども」がいるかもしれません。 どうか、見つけてあげてください。 見つけて、癒してあげてください。
そうすれば、今現在のあなたが変わるかもしれませんから。 |




















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