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アンパンマンはありがとうからできている。 (文:ETSUKO)

更新日:8月28日

(2025年8月16日配信ハッピーメール)


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“アンパンマン”の生みの親、やなせたかしさんの詩集の中で、心に残った一篇をまたまたご紹介します。 「ばいきんまん登場」ある日、作曲家のいずみ・たくから電話がかかってきた。 「やなせさん、アンパンマンをミュージカルにしようよ」 ええっ❗ぼくはおどろいた。 そして最初のミュージカル『怪傑アンパンマン』は、六本木のフォンテーヌビルの地下で、ひそやかに上演された観客の反応をみていると、面白がってはいるものの何か不足している。 何かが足りない、なんだろう?そしてある日、不意にぼくは気がついた。 光に対する影。影がなければ光もない全身まっくろけ、紫色の鼻と唇の正義の敵、どこか憎めない悪役は闇の中からとびだしてきた。 ハ行で笑う「ハヒフヘホー」わかれるときには「バイバイキーン」最後はアンパンチでやられるが次の回では平気な顔で大あばれアンコに塩味、料理にスパイスアンパンマンにはばいきんまん。 やなせたかしさんが描いた「アンパンマン」の世界もみんなが仲間です。 敵役のばいきんまんも含めて、登場するキャラクターみんながお互いに生命をわかちあっています。 そして、仲間たちのキーワードは「ありがとう」です。 やなせたかしさんは、最後まで「ありがとう」の心を大切にしました。 その思いを子どもたちに伝えるために生み出したのが「アンパンマン」であり、「アンパンマン」の世界だったそうです。     ETSUKO



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