木村先生の鑑定を受ける (文:平井麻起)
- 京都生涯学習カレッジ

- 9月28日
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(2025年9月2日配信ハッピーメール)

8月の下旬、家族で木村忠義先生を訪ねた。 愛媛から京都へ向かう。 先生は、8歳になった息子をみて、とてもニコニコされた。 息子も先生をみて、ニコニコしていた。
息子は0歳児の時、最重度と言われるアトピー症状がはじまった。 搔きむしり、泣き叫び、血だらけになる息子を前に、 当時のわたしは、歯を食いしばって、今を乗り切っていくしかなかった。 当初より木村先生のアドバイスを頂きながら、 ひとつひとつ、扉を開いて、自分たちの内をみつめながら、 その時出来ることを、ただただ、やるだけだった。
息子8歳の夏が来た。 毎日、うちの前の海で泳ぐ息子は、 きれいに日焼けして、すっかり島の子になっている。 久しぶりに会うひとは、それが息子だと気づかないほどである。 今の息子をみていると、 アトピーで七転八倒していた日々は夢だったのかと思ってしまう。
今回の鑑定で先生に頂いたアドバイスを、 自分なりに消化吸収して、今、出来ることを考えてみる。 木村先生は言われた。 「息子さんとの日々に、達成感を感じたらいいんですよ。 あなたは、手放したところから息子さんがよくなってきたので、 自分は何もしていないと思っているかもしれないけれど、 手放すということは、大変なことなのだから。」 「これからは、自分の魂が達成感を感じることをしていったらいいですよ。」
自分の中にすっと潜って、ぼんやりと先生のコトバにオモイを巡らせる。 「自らの芯、魂に素直に生きていく。」と自分が言う。 「子どもたちもまだ小さいし、今の暮らしで精一杯だし、どうしたらいいものか。」と私がつぶやく。 「まずは自らの魂に素直に生きると決める。」と自分は言う。 (写真は瀬戸内の島からみえる星空。この夏に撮ったものです。)
平井麻起 |




















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