目覚めよ (文:木村忠義)
- 京都生涯学習カレッジ

- 8月11日
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(2025年3月7日配信ハッピーメール)

つい最近、テレビの実況中継で、アメリカ大統領トランプと、ウクライナ大統領ゼレンスキーの会談の実況を見て、びっくりしました。 一国のトップの会談とは程遠い内容でした。どっちもどっちですが、感情をあらわにし、せっかくの和平会談の準備が、あとどうなるか分からないような雲行きになってしまった。
トランプは、ゼレンスキーに「どうせあなたは負けているんだから、もっと譲歩して戦争の終焉を認めるべきだ。」 それには、アメリカがウクライナのレアメタルを発掘することを認めてくれるような調印にもっていくような大事な会談でした。アメリカがウクライナでのレアメタル発掘を手伝うということは、ウクライナを守ることにも通じる。それが経済優先なのだ。そして、プーチンに会う前には、ウクライナに強引に出ることがコツだと、トランプの魂は知っていた。
それに対して、ゼレンスキーは、感謝の気持ちが無く、ロシアのプーチンの非人道的な態度に執着し、問題をそちらの方に向けたために、トランプはカチンときたのか、あなたはもう負けてるんだ。だから、本当に平和を望むんだったら、私の仲介で平和を早急に望まないといけないことを力説した。ゼレンスキーは、非道なロシアのことを強調し、アメリカの今までの援助に対する感謝が一切なく、トランプの一方的な言い方に感情的になってしまった。 二人ともかつては俳優であった。もっと名演技をするべきです。
怒りの会談になってしまった時に、私たち日本人は大いなる勉強が出来た。 これから、アメリカは、昔のような世界の警察としての意識は全然無く、正義とか、そんなことよりも、早く戦争終結を力説した。
一方、ゼレンスキーは、アメリカの今までに対する態度に、皮肉を込めて口撃した。魂からの感謝も無く、無条件に仲良くしようとする意志が無く、トランプがプーチン寄りなのを怒りに任せて、カチっと来ることを力説した。
個人的な感情で、言い合っているそこらのチンピラの喧嘩と同じことである。 言い合った時に、本音が出ることが多々あるが、この会談は、歴史的な本音の語り合いであった。 この時、日本人はもっと気が付き、学ばないといけない。 例えば、中国から侵入された時、今の日本はアメリカに甘えて、助けてくれると思いがちだが、とんでもないことである。 自分の力で自衛しないといけない。 もうアメリカは助けてくれないということが、世界中に分かった。
中国が、どんどん軍備を増強し、いつプーチンのように日本に攻めてくるか分からない。それなのに、世界の同情を買って、援助してくれという考え方は、もう通用しない。
アメリカが、アメリカ自国のことだけを考えていることが暴露され、アメリカの地位も堕ちてしまった事に、早く気付くべきである。 もっと冷静に、成り行きを分析しないといけない。 不公平な取引に対して、関税をかけるのは当たり前である。
不公平な関税で中国はどんどん軍備を拡張している。EUは、最後にアメリカが助けてくれると思って、当てにして絵空事のように考えているのは、生き延びることができない。
最近、情報推命学は、魂の領域を探究していますが、結論は、すべてはひとつ。愛と許し合いと尊敬と、、、が必須であるという前提がある。
しかしこの会談を通じて、トランプが、そういう魂を持っているということに気づかない限り、マスコミに踊らされて、日本人は人に甘え、自主性の無い国民になってしまったことを、もう一度しっかり魂に刻まないといけない。
すべてはひとつである前に、甘えや自己本位の主張がどれだけ戦争に繋がるかを知ることができる。 これは、神のつくった素晴らしいストーリーかもしれない。
木村忠義 |




















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