「後ろ楯」 (文:希(まれ))
- 京都生涯学習カレッジ
- 7月8日
- 読了時間: 2分
(2025年4月6日配信ハッピーメール)

花冷えが続いてましたが、やっと、春が、来ましたかね?。 いつも、ハッピーメールをお読み頂き有難うございます。
お彼岸の3月20日に、小さい頃から通っている禅寺の行事のお手伝いに参りました。
その日は、たまたま、数年前に90代で、亡くなった先代のご住職の孫にあたるY君が、僧侶としての、初仕事に、来ていました。彼は別の仕事もしています。
帰りが一緒になり、車で送ってくれるということで、先代の話になりました。
私が30代の頃に、父の介護をしていた、元気だった母が急に亡くなり、ショックと、不安で、途方に暮れていた時、用事でお寺に行き、初めて先代が、車で駅まで送って下さいました。元々無口な、ご住職です。無言で駅に着き、私がお礼を言って降りようとしたら、「困った事があったら、何でも、わしに言うて来いよ。」と、静かに、しかし力強く、おっしゃって下さいました。
母が、亡くなってから、泣く間もなく、張りつめていた糸がプチっと切れ、どどーっと、その場で安堵の涙が溢れました。
この時から、やっと、前に進めたと思います。
この話をすると、Y君が「おじいちゃん、格好ええなあ。僕にも、ずっと前に『寺の坊主というのはな、人様の、後ろ楯に、ならんとあかんのや。』と、言うてはった。僕も人様の後ろ楯になれるような、僧侶になります❗。」と、言ってくれました。
私も、悩んで、辛くて倒れそうな方の、「後ろ楯」になれるような鑑定士になれたらと、思った、お彼岸の一日でした。 希(まれ) |
コメント