「綺麗なものの影響力」(文: 伊ヨ)
- 京都生涯学習カレッジ
- 6月21日
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(2025年6月17日配信ハッピーメール)

半年に一度くらい行く、ある喫茶店のトイレが好きです。
落ち着いた緑の壁に控えめだけど十分明るい照明、私好みの香りが満ちているトイレ。もちろん掃除も行き届いています。特に際立った特徴があるわけでもない内装ではありますが、多分全てがいい具合に私の好みなのです。自宅のトイレがこうだったら…と思わずにはいられません。この喫茶店に行った後は影響を受けて、トイレ掃除に熱が入ります。
めったに行きませんが、百貨店が好きです。
洗練された空間、質の高い品物、余裕のある雰囲気。素敵だと思う品物を買うとしても、今の我が家はこの品物を迎えるにふさわしい空間か、ふと考えてしまいます。いいものでも我が家の空間とはちぐはぐになってしまいそうで、帰宅後、やはり片付けと掃除に熱が入ります。
街中で、外車を見るのが好きです。外車は大体どれも綺麗です。選び抜いた大事な車なのでしょう、こまめに洗車されているに違いありません。ちらりと中を見てみても、やっぱり綺麗。うちもそろそろマットの泥を落として、洗車もするか…という気になります。
きちんと手入れされたものを見るのは気持ちがいいものですし、私も綺麗にしなくてはとかなり触発されます。自分の場所を整えたい時には、綺麗な場所に足を運ぶのが私のモチベーションの上げ方です。
伊ヨ